Parents 保護者様へのお願い

保護者様へのお願い

・保護者様からの声かけも大切です!

例えば、治療後に「痛かったね」と言われたら、お子さんは「痛いことをされた」と思ってしまうと思います。抑制具を使用した場合、「動いたからネットで縛られた」と言われたら、「できなかった」と思ってしまうと思います。

治療後は、お子さんがポジティブな気持ちになれるように、「むし歯を治してもらって良かったね」「頑張ったね」などと声かけをしてもらえると、お子さんの歯科治療への苦手意識は次第になくなっていきます。

歯科医師からの声かけも有効ですが、お子さんが最も信頼している保護者様からの声かけはより一層心に響くものとなります。
是非、保護者の方からもポジティブなお声かけをお願い致します。

・歯科治療に対するマイナスイメージを持たせないようにしましょう!

歯医者さんに行ったことのないお子さんでも、歯医者さんが怖いということがあります。
それは、お子さんの周囲の方(ご家族やお友達など)から、歯医者さんに対する「痛い」「嫌い」「怖い」など、ネガティブな意見を聞いている場合が多いです。

お子さんは想像力が豊かなので、周囲の方々からの意見に大きく左右されます。
逆を言えば、「歯医者さんは楽しい」などと説明して頂けると、歯科治療を受け入れやすくなります。

また、「悪いことをしていると注射してもらうよ」などの脅し文句は、歯科治療をスムーズに受けるための妨げになるので、避けた方が良いです。

・気持ちの準備をさせてあげましょう!

検診のための受診の時は、「診てもらうだけだよ」という説明をして来院されて構いませんが、治療予定の日は、「何もしない」などと言うのは嘘になってしまうのでやめた方が良いです。

とはいえ、想像力が豊かなお子さんに、「歯を削る」などと詳しく説明をすると、必要以上に怖がらせてしまいかねません。

その場合は、「歯をきれいにしようね」などと伝えて、「詳しいことは先生に聞いてみようね」と声をかけてあげてください。その後の対応は小児歯科医に任せてください。

・母子分離にはこだわっていません!

母子分離とは、お母様が治療時に同席しないことにより、お子さんの治療への協力性を引き出す方法です。

しかし、お子さんの様子がわからず、待合室にいるお母様が不安に感じてしまうこともあると思います。

当院では母子分離には特にこだわっておりませんので、お気軽にご希望をお申し付けください。